balideki’s diary

主に韓流ドラマや映画を見て感じたことなどを人生と絡めながら書いています。ネタはばれますのでご注意を

チャン・ギヨン出演『検索ワードを入力してださいwww』は、ほんまにそうせなあかんやつ

さて、少し前に見たドラマシリーズ。

チャン・ギヨンの「検索ワードを入力してください。」

 

サイトによっては恋愛ワードを入力してくださいとあるけれど、

それは、私的にはちょっと違うわ。

『検索ワード』ってところが鍵なんよ。

 

さてこのドラマ、AmazonPrime配信の『九尾の狐と危険な同居』で、

チャンギヨンのハマった私は、良し来たかとばかりに配信早々見ました。

 

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イムスジョンってごめん愛してるの人やんな

 

ストーリーは、非婚主義仕事人間の40手前の女子と一夜を共にした、

結婚願望ありの年下イケメン男子の恋の行方と、

検索サイト同士の占有率競争の熾烈な争いなどを軸に、

ストーリーが展開していきます。

 

まずですな・・

このドラマは、チャン・ギヨンがイケメン。

兎に角イケメン。

含みを持たせた言葉の使い方や、声の出し方が色気と魅力を醸し出す。

「この人いったい何だろう?」って、不思議感が漂う人って、

ついついもっと知りたくなるよね。

「内緒」って言われたら「教えて」って反応してしまう無意識と同じように。

 

なので、仕事人間イム・スジョン演じるのペ・タミが、

出会った日についつい一夜を共にしてしまうのは、至極当然の事(笑)

そりゃそうだわな。

あーええな、こんなイケメンと出逢いたいな。

と、出逢いの日のシーンを見たら、正直そう思う。

ワンナイトラブカモン。

 

しかし二人の距離が縮まり、チャン・ギヨン演じるパク・モゴンの

本気度が増すにつれ、タミの戸惑いや躊躇感が増していくのも良くわかる。

この心境は、若い子向けのドラマだけど、若い子にはわからないと思うな。

こちらの年齢が増してくる分、見えるものや抱えるものも増えてくるし、

何より、彼の将来の可能性を「好き、今好き。」という”だけ”で、

奪ってしまっていいのだろうかと、マジで悩む。と、想う。

20代とかの若い子が10歳年下と付き合うってことは、

ほんまにマレなことだろうけれど、

30代後半ごろから、どんどん10歳年下から

アプローチが来るようになる。

そうすると、向こうは気にしないと言っても、こっちは気になるものもあるのだ。

 

仕事人間で生きてきたら余計に、

このまま付き合って、40過ぎて子供産むとか、

今さら考えられないし、とか、

人生計画を丸っきり変えることへの抵抗は、思考の中にどうしても湧いてくる。

積み上げたキャリアがあればあるほど。観えてくる。

色んな人を見てきて、いろんな選択を重ねてきたうえで「今」があるから、

 

あ、これはどこかのサイトで読んだ、

「なんでタミがあんなに冷たくするのかわからん。」という感想や、

うちの娘も「ぴんと来ないな」みたいなことを言ってたのに対しての、

反論というか、別視点を、書きたくて書いている。

勿論、年下男子が、子供は要らないとか、結婚願望なしとか、

今好きだからこうしていたい、という気持ちや考えは理解はできるけれど、

何処か頭や心の片隅に、引っかかるものが無くなることはないでしょうね。

ともすれば、いつかこの人が子供が欲しいと言った時に、

自分のもとを去るかもしれないとか、

そういうことも思考をよぎるのは否めない。

 

今を大事に、

今好きならそれでいい、

気持ちに正直に行動、

なんて、スピリチュアルや成功哲学の世界でも言われてそうだけれど、

しかし、恋愛における年上の女性の思考や心理はそんなもんだ。

結婚という制度がもたらす幸せを望む人望まない人、

それぞれの価値観があっても、

「好きなものは好き」というどうしようもない沸き上がるもの、

惹かれるものは、理性ではどうしようもできないのだ。

 

さて、このドラマ、全体的にスピードがあって、

ポータルサイトの占有率競争の世界とか考えたこともなかったので、

面白かったですけれど、

ただ残念なのが、タミをも少しキレイに撮れたでしょう・・

というシーンが、時折。。。。

 

特にタミが、チャンギヨンに別れを告げて、車の中で泣くシーンでは、

「顔の下から照明当てちゃダメでしょ・・お化けみたいになる。」とか、

想わずにはいられませんでした。

「もうすこしなんとかできなかったのかな・・」なんて、

照明当てるのが難しいなら、車の外にでたらいいのに・・とか、

余計な部分が多少気になったところはありましたが、

 

年上女子の理性で抑えようとしても揺れ動き惹かれてしまう女心と、

その揺れに一喜一憂してしまう、年下男子の、屈託ない表情や、

急に大人びたことをいうアンバランス感が、そこかしこにあって、

可愛かったりほだされたり少しひがんだりが、楽しかったです。

 

 

で、極めつけは、このドラマ、最後の方で別れたあとの二人が、

パクモゴン、(チャンギヨン)の母親が急死したことで、再会しますが、

その後、しばらくしてから、

パクモゴンが、オーストラリアの実家に帰ってしまいます。

そして、しばらくして再会となるんですが、

この辺で、「なんでパクモゴンはオーストラリアに帰ったんだ?」

という疑問が、ふつふつと湧いて、ふつふつと消えません。

んで、何度も見直し、何か見落としてないか、

んーーーと、しばらく考えた後に、ん?と気づきました。

 

母親の急逝で再会した二人は、その後おのおのの家に戻り、

パソコンに向かって

「別れた恋人とよりを戻す方法。」と検索ワードを入れます。

そして、そのまま画面は切り替わったんですが、

「あれ?もしや・・・?」と、

そう!。

私もPCに「別れた恋人とよりを戻す方法。」と入力してみました。

 

すると何とそこには、その答えが!!!

 

ですので、もしこの記事を読んで、

ドラマを見て見ようと思われた方が一人でもいらしたら、

是非、最後にそのワードを入力してみてください。

 

二人は、いえ、主にパクモゴンは、その検索結果に従ったんですね。

パソコンって、何でも答えを出してくれるのね・・

若い子の恋愛って、きっと相談相手はパソコンの中に居たりするのね。

検索から見える誰かのアドバイスの世界。

今どきな感じが面白かったです。

 

ところで、つい一夜を共にして、しまいそこから始まる年下男子との恋愛ものが、

このところ立て続けです。

この「検索ワードを入力してくださいwww」と、

ソンヘギョ、パクモゴンの「ボーイイフレンド」

パクミニョン、ソンガン「気象庁の人々。」

ソンヘギョ、チャンギヨンの「今別れの途中です。」

後ろの二つは、まだ視聴途中だけれど、

今のところ私の好みは、この検索ワードを入力してくださいがいいかな。

 

家族のめんどくさいしがらみが描かれることの多い韓国ドラマの中で、

そういうシーンがほぼ無くすっきりしています。

あ、そうそう。

『太陽の末裔』で北朝鮮の軍人役だった人が、

ペ・タミの先輩でライバルのソンガギョンの旦那さん役で出てましたね。

誰だったっけ誰だったっけと、考えまくりました。

ごめん愛してるも見なきゃ。

泣くの必至で避けてるんだけど、あの名台詞をちゃんと見なきゃだわ。(笑)

 

韓国ドラマもどんどん深まる。

テンポいいです。

まだの方は是非。

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