Netflixで、11月17日かな?
毒戦believer 2が配信になると言うお知らせを見て、2まであるような良い映画なのか?と見て見ましたが、
結果からいうと、影に隠れた一番の悪玉が誰なのか最初からピンときてしまった。
一縷の疑い無しに、『きっとコイツがそいつだ。。。』と、わかってしまいました。だから、どういう展開なのかなーぐらいの気持ちで片手でスマホゲームをしながら展開を見るみたいな感じで見ていました。
それでも。
ノアール映画の部類で、刑事が主人公ではありますが、何とも言えない不穏な空気の中で生まれ育ち、そうなっていった悪玉さんの過程を慮る方向に感情は動きました。
こんな世界が、この地球のどこかに本当に落ちていたら、それはとてつもなく恐ろしいことだなと、事実は小説よりも奇なりという言葉が頭の中をでたり入ったり。
各々が各々の人生ドラマの中を生きているのだけれど、それはわかっているけれど、その事を再確認する出来事が偶々実生活でもあり、無力感など、色々考えていたばかりだった。
その感じたことを人に話しつつ、『それでも自分が自分に向き合って、彼自身が腹の底から望まないと、どうしようもない。』
そう言った後、ふと、
『本当にみんな幸せだといい。イスラエルも、どこも、世界の全てが幸せで。』
そんな言葉が出てきました。なんだかそんな日常のシーンを重ねてしまった私でした。
映画自体は見応えのあるものだと思います。キム・ジュヒョクの遺作になるのかな?。ホジュンがあんな悪役を演じられるんだーというところに改めて素晴らしい俳優さんだったんだと感じました。
さて、2はどうなるのか。
ノワール苦手な方にはお勧めできませんが、
ノワール映画の持つ、人間の儚さや愚かさ不器用さなどを見た時に、変に癒されるものがあるなと感じる私はおそらく見るでしょう。
前述のように悪玉は割と最初にわかると思うので、キム・ジュヒョクの、悪役ぶりの見事さを観るにはうってつけだと思います。
お望みの方は、是非。
オススメです。