balideki’s diary

主に韓流ドラマや映画を見て感じたことなどを人生と絡めながら書いています。ネタはばれますのでご注意を

ヒョンビン追っかけ、シークレットガーデン 

愛の不時着の感想はまだ書いてないけど、

エンドレスリピートの挙句、ヒョンビンを追っかけてみることにした。

 

と、いうのも、愛の不時着を見るのを躊躇していたのは、

以前見た、「私の名前はキムサンスン」での、ヒョンビンの持つ、

 

何考えてるかよくわからない雰囲気が余り好きじゃなくて、

Netflixで配信中の、アルファンブラの思い出も2話でやめて、

愛の不時着も2話で中断していたものの、

その半年後、愛の不時着にはまり、少しイメージが変わった。

キムサンスンから愛の不時着までは、Wikipediaによるとおよそ14年余りの月日、

その間に一番流行った?のかな?の、

シークレットガーデンを見てみよう、という感じ。

 

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シークレットガーデン

とはいっても、シークレットガーデンは、

大好きドラマトッケビの、キムウンスクさん脚本という事で、

私の見るべき韓流ドラマリストに、長い間入っていた。

でも、上記の理由でヒョンビンが、あまり自分にマッチせず、

かつ、魂が入れ替わるという設定のファンタジーが、あまり好きじゃない。

割と使い古された設定だと思うし、何より、

昔の日本のドラマ、小林聡美さん、尾見としのりさん主演の映画「転校生」の

イメージが悪く作用している。

「転校生」が、公開後テレビで放送されたときに見たところで、

頭に張り付いている映像は、魂が入れ替わった女の子の身体に入った男の子が、

面白がって、その裸を人前でさらすシーン。

なんてひどい・・

 

思春期ごろに見たのもあるだろうけれど、

そういう男の子の行き過ぎたいたずらや、悪気が、自分の中に刺さってしまい、

それを自分がされたら、本当に嫌だと思ったのかもな、

兎に角魂が入れ替わるストーリーは出来るだけ避けてしまうんだよね。

今話題の綾瀬はるか高橋一生主演の、天国と地獄

これも話題だそうだけど、あんま気が進まない。

何しか魂が入れ替わった体で、勝手なことやられるなんて。。

www.tbs.co.jp

 

 

ま、それはさておき、そういうマイナスイメージをもっていたシークレットガーデン。

長い間アマゾンプライム無料視聴だったのがなくなり、

GYAOで期限付き、早く見ないと配信が終わっちゃうという、

ある意味よく分からない責任感で見始めた。

 

しかし、やっぱり途中までみたところで、

「バリ出来」を見始めてしまったんだ・・

なんでだ・・

ハ・ジウォンさんの魅力か、はたまた悲しい気分だったのか。

いや、そうじゃない。

魂が入れ替わった5話で止まってしまった。

やっぱり、好きじゃないものは好きじゃないんだな。

続きを見始めるのに一週間ほど覚悟の時間が必要だった。

よくあるパターン。

 

 

正直、最初のうちは、話に引き込まれるともなく見ていた。

この、ヒョンビン演じるキム・ジュウォンは、ハ・ジウォン演じるキル・ライムに、

勝手に一目ぼれして追っかけておいて、追いかけ続けたあげく、

自分に会う時は配慮しろ、とかいうの、勝手すぎというところが、ほんま可愛くない。

まぁ、それが、飽きたらさっさと泡になって消えてくれという、

御曹司の世界観で価値観だということを、こちら側は理解してみないと

キムジュウォンの心の変化を楽しめない。

ただ腹が立つだけ。(笑)。

 

しかし、その甘いマスクと大金持ちという男に、

なかなかなびかないキルライムは、とってもかっこいい。

キム・ジュウォンや、その母などに詰め寄られて、

その度に返す言葉が、的を得ていて、揺らぎのかけらもなく腹が座っていて、

自分の気持ちをまごいなく言葉にして表現できるって、かっこいい。

うー、こんな女性になりたいよ、とアラフィフになっても

いつまでも落ち着きのない私は、そういうすべてのシーンを見ながら、

とってもあこがれを抱いた。(笑)

キルライムは、アクションスタントウーマンだけに、身体感覚が優れているし、

普段から、集中力や中心軸を心身ともに鍛えているし、

だからこその落ち付きを持つ女性。

それを見ながら、やっぱり、丹田を鍛えなくちゃだめだね、と、思う私。

でも、ジュウォンの突飛な行動に、静かにときめくライム。

 

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その他、オスカーの恋物語は、正直最初の方とてもうざくて、

元恋人のスルの高慢女子ぶりには、

共感は出来なくてもすごいなーここまで自分に自信を持てるなんて、と、

ある意味羨ましさも感じる。

育ちや美貌とスキルがもたらすものなんだろうか。

しかし、オスカーへの天邪鬼な態度は、愛憎というには。

愛が勝っていて、誤解が募り別れた時の意地っ張りが、

何年たっても続いていて、大人になって、

持って生まれた星にキャリアもプラスされ、自信も付いたはずなのに、

その人に会うと、過去の自分に戻ってしまう。

引き戻されてしまって、離れていた間の想いが深ければ深いほど、

素直さは、心の奥の下の方に隠されてしまう。

そういうこと、あるよね。

別れた彼に、街中で出会った瞬間、昔に引き戻されるとか、

その時の感情が蘇るとか、あるよね、というところが共感ポイントでしたね。

 

 

だけど、全体的にいうと、ストーリーというか、編集も演出も、

もたもたしてたり、テンポの悪さも少し気になった。

あと、魂が入れ替わる設定の力が、弱い。

お父さんが、おばさんの格好をして、済州島で魂を入れ替えるお酒を出すなら、

そこが、お父さんとライムちゃん、または生前のお母さんとの思い出の場所だとか、

ライムちゃんが、道を間違えたのは、自転車レース中に道看板が

キムジュウォンの肩が当たったからだけど、

それすらもお父さんが仕組むなら、その辺の伏線も欲しいところで、

どうにも上っ面なという感じが否めない。

人魚姫とか、童話の使い方も中途半パだし、

だいたいあんなイケメンの割り切り御曹司がそんなに童話読まないでしょ、

読むなら何かの伏線を描かないと弱いでしょと、ついつい思う。

 

アヨンが不思議な予知夢を見るのも、後半になっていきなり出てきた設定だったし、

最初から、「あー今日も変な夢見ちゃった、社長がさー」とかいうシーン、

それがまた当たっちゃった・・とライムにわめくシーンなどを入れるとか、

まぁ、あたしが考え付くのはこれぐらいで陳腐だけれど、

韓流ドラマの気持ちのよさは、蒔いた種を、

すべて回収するシーンが、丁寧に描かれるところもあると思っているので、

その辺は残念でした。

 

 

そして最後にキムジュウォンが記憶を取り戻して、ライムのもとへ行って、

そこで、記憶が戻っていないと嘘ぶき、というシーン・・

なんだか、もう少しセリフに味というか、演出というか、

原語で聞いたらもっとフィット感あるのかもしれないけれど、

その少し前の、記憶を取り戻してライムのもとへ走り出すヒョンビン

演技と盛り上がりが良かった分、味わいとセリフが薄いなぁ。。。

というのが、残念ポイント。

仕込んである笑いも、いまいち笑いにならない。

ブコメを楽しめる素因は、オンオフというか、緩急に寄るものも大きいので、

全体的に楽しめるけど、まぁ、10点満点では5点か6点ぐらいかな。

 

だけど、ストーリーを一から創り上げる脚本家さんの才能は素晴らしいものだし、

この後の、太陽の末裔、そして神ドラマトッケビへと続いていくんだから、

文句言えた義理じゃないのはわかってますし、

楽しめるものを作ったとおっしゃっていたそうなので、これでいいのだ。

 

あと、印象に残ったのは、OSTで、ヒョンビンの歌声。

キムジュウォンが、御曹司の現実的にな世界観、価値観が、

外側の充実から内面の充足へと価値観がシフトしていく様というか、

お金や地位から愛へと移り変わっていく心情が、静かに伝わってきて良かったです。

その他のOSTもとても良かったけど、最終回のオスカーの曲、いい声でしたね

 

 


シークレットガーデンmv 「That man」 Hyun Bin

눈물자리 OSCAR

しかし、最終回のキスシーンのしつこさは、

あれは放送中に視聴者から要望があって応えたのに違いないだろうというほど、

美しさやドラマチックさより、長さしつこさだったなーという感じ。

俳優さんやりにくかっただろうなとか思っちゃいました。

多分、本当はその辺で監督イフィリップと、ジュウォンの妹の恋バナが、

挿入される予定だったんではないかと推察。

フラグだけで、何の回収もなかったのは、あの長いキスシーンのせいじゃないかな。

素敵ダンディの監督も幸せになってほしいしかった。

 

あと、神ドラマ「トッケビ」のユ・インナちゃんが出てるのを見た時は、感動。

ここからトッケビへと繋がったのね~!という感じでした。

アヨンちゃんの5年後も見たかったわ。

 

このドラマの直後に、ヒョンビンは二年間の兵役で海兵隊へ入ったそう。

このドラマの時は、線の細めの若い青年だけれど、

愛の不時着では、とても頑丈そうで、話中でも肩幅の広さが出るほどの

体型へと変貌。そして、顔も綺麗な青年から、精悍な顔立ちへと。

そして更にラストシーン近くでは、愛の不時着でヒョンビンと共演のソン・イェジン

うひょー脳裏に浮かぶ、愛の不時着での、ソ・ダンのセリフ、

「全てここから始まっていたんですね。。」

 

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全てここから始まっていたんですね。

 

冒頭に書いたように、斜めから見ていたので、

結局、少し飛ばしつつ、二巡フルコースで見ました。

繰り返し見ていくと、ヒョンビンにライムが入っているときの

内またな感じとか、ちょっとした仕草などをじっくり味わえました。

笑い狙いで笑えないシーンも、ほほえましく変わっていくし。(笑)

 

シークレットガーデンは、

以前はアマゾンプライムで無料視聴できていたけれど、

今現在見れるところは、アメーバTV。

二週間なら無料で視聴できるので、興味があれば。

 

 

ハジウォンさんって、何故だかつい見てしまう。

次は何かな。

最後までお読みいただきありがとうございます。